せいろを育てる暮らし。50代から始める、毎日のお手入れと上手な保管術

蒸し活

せいろを育てる暮らし。50代から始める、毎日のお手入れと上手な保管術

こんにちは、蒸し活ブロガーのきなこです。
50代に入り、体にやさしい蒸し料理を取り入れるようになってから、わが家の台所に欠かせない存在となったのが「せいろ」。

その香り、見た目、そして何よりやわらかく仕上がる蒸しあがりの優しさに、心までホッとするようになりました。

でも、せいろって使い方は簡単でも、「お手入れや保管ってどうするの?」と悩む方も多いはず。
今回は、せいろを長く大切に使い続けるための「基本のお手入れ」と「保管のコツ」を、50代の暮らし目線でご紹介します。


せいろは「育てる道具」

せいろは自然素材(主に竹や杉など)でできていて、使うほどに味わいが増し、手に馴染むのが特徴です。

「買ったときより今の方が好き」
そんな風に、日々のお手入れを通じて“育てる”感覚があるのも魅力のひとつです。

でも、湿気に弱く、カビが生えたり、ひび割れしたりと、意外と繊細な一面も。
だからこそ、ちょっとした手間が大切なんです。



【基本編】使ったあとのお手入れステップ

① ぬるま湯だけで洗う

使用後は、すぐにぬるま湯でさっと洗い流すのがポイント。
洗剤は基本的に使いません(香りや成分が木に残るのを防ぐため)。

→ 汚れが気になるときは、やわらかいスポンジで優しくこすって落としましょう。

② しっかり水気を切る

洗い終えたら逆さにしてしっかり水気を切る
布巾などで軽く拭き取ってもOKです。

→ 放置しておくと、黒ずみやカビの原因になります。

③ 風通しのいい場所で陰干し

せいろは直射日光NG
割れや反りの原因になるので、日陰で自然乾燥がベストです。

→ 立てかけるよりも、底を上にして平置きすると均等に乾きます。



【応用編】せいろが長持ちする保管方法

✔ ビニール袋や密閉容器に入れない

湿気がこもり、カビやすくなります。
風通しの良い戸棚や棚の上に、そのまま置くのが理想です。

✔ 定期的に風を通す

使わない日が続くときも、月に1度は取り出して風を通すことで、カビ防止に。

✔ 虫よけ・防臭対策に「新聞紙」や「茶葉」も◎

しまうときは、せいろに乾いた新聞紙やほうじ茶の出がらしを乾燥させたものを入れておくと、自然な防臭・防虫効果もあります。


きなこのひとことアドバイス♪

「大事に使えば10年、20年持つ」と言われるせいろ。
でも、特別なことは何もいりません。
毎日のちょっとした“気づかい”が、せいろの寿命をぐっと延ばしてくれますよ。

私は、お手入れをしている時間が「自分と向き合う静かな時間」にもなっています。
特に更年期に入ってからは、“ものを大切にする心”が自分を整えるきっかけになることも増えてきました。



最後に:せいろを育てることは、自分を整えること

50代は、体の変化を感じやすい時期。
そんなときこそ、せいろのある暮らしは、私たちに「ていねいな暮らし」の心地よさを思い出させてくれます。

ぜひ、あなたのせいろも「育てる気持ち」でお付き合いしてみてくださいね。
毎日の蒸し料理が、もっと楽しく、もっと愛おしくなるはずです。


🍵 次回は、「せいろで作る簡単美肌レシピ」もご紹介予定です♪
気になることや、「こんなせいろ料理も教えて!」などのリクエストもお待ちしています!


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