元エステティシャンが書く

プロフィール


はじめまして、きなこと申します。

私は、17年間エステティシャンとして、たくさんのお客様の「美と健康」に寄り添ってきました。

実は、エステティシャンになる前は、学校を卒業してから約13年間、3社で事務職をしていました。自分では「事務員が合っているはず」と思いながら働いていましたが、どうもしっくりこない、何か違うという感覚が常にありました。

そんな時、以前から強い興味があったエステの世界に飛び込むことを決意します。お客様としてエステを受けるのも大好きでした。昼は事務職、夜はエステティシャンとして現場に立ち、さらにエステの学校にも通うという日々。今思えば驚異的な体力でしたが、あの頃の情熱が私を突き動かしていたのだと思います。

そうこうしているうちに、**「自分のサロンを持ちたい」**という夢が芽生え、まずは自宅サロンからスタートしました。おかげさまでお客様が増え、マンションを借りて店舗を構えるまでに成長。ご紹介や新規のお客様にご来店いただき、手狭になったため、より広いマンション店舗へと移転しました。

さらなる技術向上を目指し、その頃世に出始めた「小顔」施術の中でも特に興味を持った韓国の骨気(コルギ)を学ぶため、半年間(毎月)韓国へ通いました。この時期が一番体力的にハードでしたが、延べ約500名のお客様にコルギを施術させていただき、皆様に大変喜んでいただけたことは大きな喜びでした。韓国コルギが珍しかったこともあり、多くの方に関心を持っていただきました。

お客様に囲まれ、大好きなエステの施術ができる。私にとってこれほど楽しく、幸せな仕事はありませんでした

しかし、順調に進んでいた矢先、世界的な流行り病がサロンを直撃します。エステというサービスは、まさに「密」。売上は激減し、先が見えない状況に大きな不安を感じました。お客様が今後増える見込みはなく、既存のお客様もいつ戻れるか分からない…。

そんな先の見えないトンネルの中で、夫の地方転勤の話が持ち上がったのです。

もちろん、まだやれることはあったのかもしれません。でも、当時の私にはとにかく不安が大きく、一度立ち止まってみることを選びました。今まで走り続けてきた人生を、ここで一度リセットしようと、お店を閉める決断をしました。

お店を閉め、夫と共に新たな土地へ移り住んだ私を待っていたのは、何かしたいけれど何をすれば良いか分からない、もんもんとした日々でした。

そんな時、友人がかけてくれた**「今までの知識と経験を文章にして世に出してみたら?」**という一言に、はっとさせられました。

施術でお客様に喜んでいただくことはできても、文章を書くのは全く別のスキルで、正直とても難しく感じています。「上手に書けるか分からない」「どう書いていいか分からない」と悩む日々がもったいない。やってみたい気持ちを大切にしようと、「思い立ったが吉日!」ブログを始めることにしました

このブログでは、エステティシャンとして培ってきた美容や健康の知識・経験はもちろん、私自身が今まさに経験している50代からの体調や身体の変化、女性特有の悩みについても正直に書いていきたいと思っています。

かつてのエステティシャンとしての視点に加え、50代になった「きなこ」自身のリアルな声として、読者の皆さんと共有できたら嬉しいです。「50代からの人生をもっと楽しみたい」という気持ちを込めて、これからの人生をどう考え、どう生きるか、前向きに発信していきます。まだまだ伝えきれないことがたくさんありますので、楽しみにしていてください。

このブログを通して、読者の皆さんと繋がれることを楽しみにしています!


コメント

タイトルとURLをコピーしました