
こんばんは。蒸し活ブロガーのきなこです。
50代からの蒸し料理ライフは、心と体に優しい、新しい食の楽しみ方との出会いです。
蒸し料理は、素材本来の味を引き出し、栄養を逃がさず、私たちの体を内側から輝かせてくれます。そして、その蒸し料理に欠かせないのが「せいろ」です。
せいろは、使い込むほどに愛着が湧き私たちの食卓に温かさをもたらしてくれます。
しかし、せいろは天然素材でできているため、適切なお手入れと保管が必要です。せいろを長持ちさせることは、美味しい蒸し料理を長く楽しむだけでなく、環境にも優しい選択と言えるでしょう。
今回は、せいろを長持ちさせ、一生ものの道具に育てるための、簡単なお手入れ方法と保管方法を、私の経験も交えながら、丁寧にお伝えします。せいろと共に、これから始まる豊かな時間を、末永く楽しんでいただけたら嬉しいです。
せいろを長持ちさせるお手入れ方法
せいろを使い始めたばかりの方や、長く愛用したい方にとって、適切なお手入れはとても大切です。せいろは自然素材でできているため、正しく手入れをすれば長く快適に使うことができます。
今回は、せいろを長持ちさせるためのお手入れ方法について詳しくご紹介します
1. 使う前の準備(初めて使うとき)
新品のせいろを使い始める際には、以下の準備を行いましょう。
- 湯通しをする:
- 大きめの鍋に水を入れ、せいろを置いて蒸気を当てる。
- 5〜10分ほど蒸して、木の香りやアクを抜く。
- 乾いた布で水気を拭き取り、しっかり乾燥させる。
- 軽く油を塗る(オプション):
- 使い始めに、底面や接合部に薄く油を塗ると、汚れやカビの防止になります。
2. 使用後のお手入れ(毎回のお手入れ)
せいろを清潔に保つためには、使い終わった後のお手入れが重要です。
使用後の基本の流れ
- すぐに洗う
- 使い終わったら、できるだけ早くぬるま湯で洗う。
- 洗剤は使わず、スポンジや柔らかい布で軽くこする。
- しっかり乾燥させる
- 水気をしっかり拭き取った後、風通しの良い場所で完全に乾燥させる。
- 直射日光に長時間当てると割れやすくなるので注意。
- 臭いや汚れが気になるときの対処法
- 重曹水(ぬるま湯1Lに対し小さじ1の重曹)につけて優しくこすると、臭いが取れやすい。
- しつこい汚れは、レモン水やお酢水(1:10の割合)で軽く拭くと良い。
3. 長期間使わないときの保管方法
せいろは湿気を避けて保管することが大切です。
- 風通しの良い場所に置く
- せいろが完全に乾いたら、風通しの良い棚や吊るして保管するとカビ防止になる。
- 新聞紙やキッチンペーパーで包む
- 湿気を吸収しやすい新聞紙に包んで収納すると、カビの発生を防げる。
- 密閉容器やビニール袋に入れない
- 通気性が悪いとカビが発生しやすくなるため、密閉せずに保管する。
4. カビが生えてしまった場合の対処法
もしカビが生えてしまった場合は、すぐに対処しましょう。
カビ取りの方法
- お湯と重曹でカビを落とす
- ぬるま湯1Lに対し、小さじ1の重曹を溶かした水で優しくこする。
- その後、清潔な布で拭き取り、しっかり乾燥させる。
- 酢水で拭く
- 水100mlに対し、酢大さじ1を加えた液で拭くと、殺菌効果がある。
- 太陽の下で乾燥させる
- 直射日光ではなく、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させる。
せいろを長持ちさせるための、ちょっとした工夫
- せいろの中に、クッキングシートや蒸し布を敷いて使うと、汚れが付きにくくなります。
- 匂いの強い食材を蒸した後は、レモン汁や酢水で拭くと、匂いが軽減されます。
- 定期的に、せいろを日光浴させると、カビ予防になります。
まとめ
せいろを長く使うためには、使い終わったらすぐに洗い、しっかり乾燥させること が最も大切です。
- 新品のせいろは湯通しをする。
- 使用後はぬるま湯で洗い、洗剤は使わない。
- しっかり乾燥させ、湿気の多い場所で保管しない。
- カビが生えた場合は、重曹水や酢水で対処。
ちょっとしたお手入れの工夫で、せいろを長く愛用することができます。ぜひ大切に使って、美味しい蒸し料理を楽しんでくださいね!
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