寒い日に湯気が恋しくなる夜ごはん
こんにちは 蒸し活ブロガーのきなこです
つい先日まで半袖で過ごしていたのに、急に季節がひとつ進んだような今日の空気。
長袖を引っ張り出して着込んだら、なんだか温かい湯気のそばにいたくなりました。
こんな日は、せいろの出番です。
冷蔵庫を開けると、厚揚げときのこ。
手の込んだ料理をする気分ではないけれど、ちゃんと“美味しい夜ごはん”は食べたい。
そんな日こそ、せいろの優しさが身体にも心にも染みる時間になります。
厚揚げときのこの生姜あんかけ(全部せいろで完結)
材料(1〜2人分)
・厚揚げ … 1パック
・えのき … 1/2袋
・しめじ … 1/2袋
・生姜(すりおろし) … 1かけ
・ねぎ … 適量(仕上げ用)
▼あん調味料(耐熱容器に入れてセット)
・水 … 120ml
・白だし … 大さじ1
・醤油 … 小さじ1
・みりん … 小さじ1
・砂糖 … ひとつまみ
・片栗粉 … 小さじ1(水小さじ1で溶く)
作り方
① 厚揚げは食べやすく切り、きのこはほぐす
② せいろへ厚揚げ+きのこを並べてセット
③ 横に小さな耐熱容器を置き、あん調味料・生姜・水溶き片栗粉を入れる
このとき熱いので要注意です^^
④ 中火で10〜12分蒸す(途中、一度混ぜるとよりなめらか)
⑤ 器に盛り、生姜あんをとろり。ねぎを散らして完成
せいろ調理は“美味しさとやさしさ”を引き出す
厚揚げはほどよく油が落ちて、ふんわり軽い口当たりに。
きのこはしっとり蒸し上がり、旨みがぎゅっと凝縮します。
そして生姜は蒸気で香りが立ち、鍋で煮るよりも角がないまろやかさに。
**せいろは食材を“いちばん素直に美味しくする道具”**だと、改めて思います。
生姜×厚揚げ×きのこの栄養とうれしい効果
- 生姜:体を温める“温活の味方”
- きのこ:腸を整える食物繊維がたっぷり
- 厚揚げ:たんぱく質と満足感がしっかり
この組み合わせは心も体も冷やしたくない夜にぴったり。
疲れた日でもちゃんと元気を補給してくれる組み合わせです。
美味しく作る3つのポイント
- あんは途中で一混ぜ
- 厚揚げは大きく切りすぎない
- 最後のねぎは惜しまずに
この3つで完成度がぐっと上がります。
味変アレンジ(和風)
その日の気分で少しだけ表情を変えられます。
- ぽん酢でさっぱり
- 柚子胡椒でキリッと
- 七味+ごまで香ばしく
同じ料理なのに、飽きずに続けられるのが和風味変のいいところ。
まとめ|湯気のある夜は、心まで整う
寒い日に、湯気の立つごはんを食べるだけで、気持ちがほっとほどける瞬間があります。
手間をかけなくても、丁寧に過ごしている気持ちになれるのがせいろ時間の魅力。
また寒い日が来たら、きっとこのレシピが出番になるはずです。
ふぅっと深呼吸しながら、やさしい湯気のそばに座る夜でありますように。

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