こんにちは きなこです。
せいろ料理というと、
「材料を入れて蒸すだけだから時短になりそう」
と思う方も多いのではないでしょうか。
実際にせいろをよく使っている私の感覚では、
せいろ=調理時間そのものが短くなる道具
とは少し違います。
お湯を沸かす時間も必要ですし、食材によっては10分、15分と蒸す時間もかかります。
それでも私がせいろをよく使うのは、
蒸している間に手が空くから。
材料を切って並べ、せいろにのせたら、あとは蒸し上がりを待つだけ。
その間に副菜を作ったり、洗い物をしたり、翌日のお弁当の準備をしたりできます。
つまり、せいろは「調理時間を短くする」というより、
キッチンに立って手を動かす時間を減らしやすい調理道具
だと感じています。
この記事では、実際にせいろを使って感じる「時短になるところ」と「意外と時間がかかるところ」を紹介します。

結論|せいろは「早く作る」より「手が空く」
先に結論からいうと、
せいろは、電子レンジのような意味での時短調理とは少し違います。
電子レンジなら数分で加熱できるものでも、せいろの場合は、
- お湯を沸かす
- せいろをセットする
- 10〜15分程度蒸す
という時間が必要です。
そのため、
「とにかく5分で料理を完成させたい」
という場合には、レンジやフライパンの方が早いこともあります。
それでもせいろがラクなのは、
火にかけた後、ずっと見ていなくてもいいから。
私はこの「手が空く時間」が、せいろの大きなメリットだと思っています。
私が普段使っているのは、こんなタイプの竹せいろです。
【愛用せいろ】
せいろで時短を感じる5つの理由
1.蒸している間に別のことができる
材料を並べてせいろに入れたら、基本的には蒸し上がるまで待つだけ。
フライパン料理のように、
炒める
↓
ひっくり返す
↓
火加減を調整する
↓
焦げないか確認する
という作業が少なくなります。
その間に、
副菜を作る
洗い物をする
味噌汁を作る
翌日のお弁当を準備する
など、別の作業を進められます。
私の場合は、ここが一番「時短になっている」と感じるところです。

2.複数の食材を一緒に調理できる
せいろは、お肉と野菜を一緒に蒸せます。
例えば、
鶏肉+蓮根+玉ねぎ
豚バラ+キャベツ
鶏むね肉+ナス+玉ねぎ
など。
それぞれ別のフライパンで調理しなくても、一度に火を通すことができます。
二段せいろなら、
上段にメイン
下段に副菜
という使い方もできます。
→「せいろ1段と2段どっちがいい?違い・メリット・デメリットを徹底比較」
3.油を使わないので後片付けがラク
せいろ料理では、炒め油を使わないことが多いため、
フライパンの油汚れやコンロ周りの飛び散りが少なくなります。
これも意外と大きいところ。
料理そのものが早く終わらなくても、
後片付けまで含めるとラク
と感じます。
特に、
肉+野菜をフライパンで炒める料理
と比べると、調理後の片付けはかなりシンプルです。
4.そのまま食卓に出せる
我が家では、せいろで蒸した料理を
せいろごと食卓にどーんと出す
ことも多いです。
わざわざお皿に盛り直さなくてもいいので、
盛り付けの手間も減ります。
きれいに盛り付けようとすると意外と時間がかかるので、
「蒸したものをそのまま出せる」
というのも、毎日の料理では助かります。

5.切って並べるだけの料理が作りやすい
せいろ料理は、
切る
↓
並べる
↓
蒸す
だけで作れるものがたくさんあります。
調味料も、蒸し上がってからポン酢をかけるだけということも。
我が家では、せいろ蒸しは結局ポン酢で食べることも多いです。


実は「せいろが一番手間」と思われていた
少し前の晩ごはんで、
鶏もも肉と蓮根のせいろ蒸し、
厚揚げと玉ねぎのチーズ蒸し、
そして副菜を作ったことがありました。
それを見た主人が、
「この中で一番手間がかかってるの、せいろやろ?」
と言ったんです。
でも実際は逆。
せいろ料理は、
材料を切る
↓
並べる
↓
蒸す
だけ。
蒸している時間はかかりますが、その間ずっと私が手を動かしているわけではありません。
一方、その日の副菜は、
きゅうりを切って塩もみ
わかめを戻す
冷凍していたちくわを茹でる
薄揚げを焼く
調味料で和える
保存容器に入れる
食べる時に小鉢へ盛る
と、実際に手を動かす工程がかなり多め。
調理時間が長い=手間がかかる、ではない
と改めて思いました。

逆に、せいろが時短にならない場面もある
もちろん、せいろがいつでも最速というわけではありません。
少量だけ温めたい時
ちょっと野菜を温めるだけなら、電子レンジの方が早いです。
せいろのお湯を一から沸かす時
鍋のお湯を沸かしてから蒸すため、加熱開始まで少し時間がかかります。
蒸し時間が長い食材
じゃがいもや大きく切った根菜などは、蒸し時間が長くなることがあります。
→「せいろの蒸し時間一覧|野菜・肉・魚・卵を食材別に解説」

せいろを時短につなげるコツ
お湯を先に沸かす
食材を切り始める前に鍋のお湯を沸かしておくと、
準備が終わる頃には蒸し始められます。
これだけでも待ち時間を減らせます。
食材の厚みをそろえる
根菜やお肉は厚みをそろえて切ると、火の通りが揃いやすくなります。
蓮根などはスライサーを使うこともあります。
火の通りにくいものを下にする
蒸気は下から上がるため、火をしっかり通したい食材を下段に置くなど、
食材によって置き場所を変えると効率よく蒸せます。
二段せいろを使う
メインと副菜を同時に作りたい時は、二段せいろが便利です。
一度に2品作れるので、
「料理時間を短くする」という意味ではなくても、
料理全体の段取りはかなりラクになります。
→「せいろで副菜2品を同時調理」

二段あると、メインと副菜を一緒に蒸せるので便利です。
せいろは「時短家電」ではなく「放っておける調理道具」
せいろを使っていて思うのは、
「早く作れる」よりも
「自分が手を動かさなくていい時間が増える」
ということです。
電子レンジほど短時間ではありません。
フライパンより早いとも限りません。
でも、
切って並べて、
蓋をして、
あとは蒸す。
その間にほかのことができる。
この「放っておける時間」が、毎日の料理ではかなり助かります。
せいろが向いている人
せいろは、
- 一度に肉と野菜を調理したい
- 蒸している間に別の家事をしたい
- フライパンの油汚れを減らしたい
- 野菜をたくさん食べたい
- できるだけ簡単に晩ごはんを作りたい
という人には使いやすい調理道具だと思います。
反対に、
「とにかく数分で完成させたい」
という時は、電子レンジの方が向いている場合もあります。
まとめ|せいろは「時間」より「手間」を減らしてくれる
せいろは、
調理時間そのものを短くする道具ではありません。
お湯を沸かしたり、10〜15分程度蒸したりするので、
電子レンジの方が早い場合もあります。
それでも私がせいろをよく使うのは、
蒸している間に手が空き、
副菜や洗い物など別の作業を進められるから。
私にとってせいろは、
「時短」というより「手間を減らしてくれる調理道具」
です。
毎日の料理を少しラクにしたい方には、取り入れやすい方法だと思います。


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