せいろでいつも通り蒸しているのに、
「なかなか火が通らない」
「何分蒸しても食材が冷たい」
「蒸気は出ているはずなのに、せいろの中が熱くならない」
そんなことはありませんか?
実は私も、何度もせいろを使っているのに同じ失敗をしました。
お湯はしっかり沸いている。
火力も弱くない。
それなのに、何分蒸しても鶏肉がなかなか温まらない。
最終的に確認したのが、
せいろと蒸し板のセット状態でした。
蒸し板を別のものに替え、せいろをきちんとのせ直したところ、一気に蒸気が上がり、そこからはあっという間に蒸し上がりました。
今回はこの失敗をもとに、
- せいろがなかなか蒸せない原因
- 蒸し板の役割
- 蒸し板を使うメリット
- せいろと蒸し板を合わせるときの注意点
- 蒸気が逃げているときのチェックポイント
をまとめます。
何分蒸しても鶏肉が冷たかった
その日も、いつものようにせいろで晩ごはんを作っていました。
鶏肉と野菜をせいろに入れ、お湯を沸かして蒸し始めます。
特別変わったことはありません。
ところが、しばらく経っても鶏肉に火が通りません。
触ってみても、なんとなく冷たい。
「まだ時間が足りないのかな?」
と思って、さらに蒸しました。
それでも変わりません。
そこで、
「火が弱い?」
と思い、火力も強めてみました。
それでも、せいろの中がいつものように熱くならないんです。
【写真:当日蒸していた鶏肉と野菜】
ここでやっと、
「これは蒸し時間の問題じゃない」
と思いました。
蒸し板を替えたら一気に蒸気が上がった
そのとき気になったのが、
蒸し板でした。
我が家では、鍋とせいろの間に蒸し板を使うことがあります。
試しに別の蒸し板に替え、せいろをもう一度きちんとのせ直しました。
すると、
一気に蒸気が上がりました。
さっきまで何分蒸しても冷たかったのが嘘のよう。
そこからは鶏肉にもすぐ火が入りました。

最初の蒸し板自体に問題があったのか。
途中で少しずれてしまったのか。
最初からきちんとセットできていなかったのか。
正確な原因まではわかりません。
ただ、
せいろと蒸し板のどこかに隙間ができ、蒸気が横へ逃げていた可能性が高い
と感じました。
蒸し板とは?
蒸し板は、鍋の上に置いて、その上にせいろをのせるための板です。
中央に大きな穴が開いていて、そこから鍋の蒸気をせいろへ送ります。
せいろと鍋のサイズがぴったり合えば、直接鍋にのせて使える場合もあります。
ただ、
「手持ちの鍋とせいろのサイズが合わない」
というときに便利なのが蒸し板です。
鍋とせいろの間をつなぐ、いわばアダプターのような役割をしてくれます。
蒸し板を使うメリット
手持ちの鍋を使いやすい
せいろ専用鍋を用意しなくても、サイズが合えば手持ちの鍋と組み合わせて使えます。
せいろを始めるために、
「専用の鍋まで全部買わないといけないの?」
と思っている方には便利です。
鍋の縁にせいろが直接触れにくい
鍋によっては、せいろを直接のせると安定しにくかったり、火や熱の影響を受けやすかったりすることがあります。
蒸し板が間に入ることで、せいろを安定して置きやすくなります。
複数サイズのせいろに対応しやすい
蒸し板によっては、18cm・21cm・24cmなど複数サイズのせいろに対応しているものもあります。
複数サイズを使っている場合には便利です。
ただし「蒸し板を使えば何でもOK」ではない
今回、私が一番実感したのがここです。
蒸し板を置いて、その上にせいろをのせれば終わり。
……とは限りません。
大事なのは、
鍋 → 蒸し板 → せいろがきちんと安定していること。
そして、
蒸気がせいろの中へしっかり入っていること。
です。
蒸し板とせいろの間に大きな隙間ができていると、蒸気が横へ逃げてしまいます。
その結果、
鍋ではお湯がグツグツ沸いているのに、
せいろの中はなかなか温まらない。
ということが起こります。
せいろが蒸せないときに確認したい5つのこと
1.お湯はしっかり沸いている?
基本ですが、まずここ。
せいろは、お湯からしっかり蒸気が出ている状態で使います。
お湯がまだ十分に沸いていなければ、当然せいろの中も温まりにくくなります。
2.蒸気はせいろの中へ上がっている?
鍋から蒸気が出ていても、その蒸気が全部せいろに入っているとは限りません。
せいろの横から大量に湯気が漏れていないか確認します。
多少の蒸気が見える程度なら気にしすぎなくてもいいですが、
明らかに横からどんどん蒸気が逃げている場合は、セット位置を確認した方がいいです。
3.せいろと蒸し板がきちんとのっている?
今回の私の失敗ポイントです。
せいろが斜めになっていないか。
蒸し板からずれていないか。
安定しているか。
一度せいろを持ち上げて、置き直してみるだけで改善することもあります。
4.蒸し板と鍋のサイズは合っている?
蒸し板自体が鍋にうまくのっていないと、こちらも不安定になります。
蒸し板は、
せいろだけでなく、下に使う鍋との相性も大切
です。
購入するときは、
- 鍋の直径
- せいろの直径
- 蒸し板の対応サイズ
を確認しておくと安心です。
5.食材を詰め込みすぎていない?
せいろと蒸し板に問題がなくても、食材をぎゅうぎゅうに詰めると蒸気が回りにくくなります。
特にお肉や野菜を隙間なく並べすぎると、中央まで火が通りにくくなることがあります。
蒸気の通り道を少し作るように並べるのがおすすめです。
蒸し時間を伸ばす前に「蒸気」を確認する
今回、私がまさにやってしまったこと。
食材に火が通らないと、
「あと5分蒸そう」
「火力をもっと上げよう」
と思ってしまいます。
でも、
せいろの中にそもそも蒸気が十分入っていなければ、蒸し時間を延ばしてもなかなか火は通りません。
実際、私はかなり長く蒸していました。
それでも冷たい。
蒸し板を替えた途端に蒸気が上がり、あっという間に蒸し上がりました。
なので、
いつもより明らかに蒸し上がりが遅い
と感じたら、時間を追加する前に、
「ちゃんと蒸気が回ってる?」
を確認してみてください。
蒸し板はどんなものを選べばいい?
蒸し板を選ぶときは、見た目よりもまずサイズです。
チェックしたいのは、
- 手持ちの鍋にのるか
- 使うせいろのサイズに対応しているか
- せいろを置いたときに安定するか
この3つ。
我が家でも蒸し板をいくつか使っていますが、実際にのせてみると、せいろとの密着感や安定感が少し違います。

「○cm対応」と書いてあるだけでなく、
実際に自分が使う鍋・せいろとの組み合わせ
で考えるのが大切だと思います。
初心者ほど蒸し板があると便利
せいろを初めて買うと、
「家にある鍋にこのせいろ乗るの?」
という問題が出てきます。
専用鍋をセットで購入する方法もありますが、蒸し板を1枚持っておくと手持ちの鍋を使えることも増えます。
私も普段から蒸し板を使っています。
ただし今回のように、
蒸し板を使っていても、セット状態が悪ければ蒸気が逃げることがある
というのは覚えておきたいところ。
便利な道具ですが、ただ置けばいいというわけではありません。
せいろと鍋の組み合わせも大切
せいろを選ぶときは、せいろ本体のサイズばかりに目が行きます。
でも実際に使うと、
下に何を合わせるか
も同じくらい重要です。
せいろが21cmなら、どんな鍋を使うのか。
蒸し板は必要なのか。
直接鍋にのせられるのか。
このあたりも購入前に確認しておくと、使い始めてから困りにくいです。


それでもせいろは失敗しにくい調理道具だと思う
今回かなり初歩的な失敗をしましたが、それでも私はせいろは比較的失敗しにくい調理道具だと思っています。
細かい火加減をずっと調整しなくてもいい。
お肉と野菜を一緒に蒸せる。
蒸している間に他の料理もできます。
ただ、
蒸気がきちんとせいろの中へ入っていること。
ここだけは基本。
何度も使っている私でも忘れてしまいました。
だからこそ、せいろの中がいつもと違うと感じたら、
「火力かな?」
「蒸し時間かな?」
の前に、
鍋・蒸し板・せいろがきちんとセットされているか
一度確認するのがおすすめです。
まとめ|何分蒸しても火が通らないなら蒸し板と蒸気をチェック
せいろで何分蒸しても火が通らないときは、
単純に蒸し時間が足りないとは限りません。
今回の私のように、
せいろと蒸し板の間から蒸気が逃げている
可能性もあります。
確認したいのは、
- お湯がしっかり沸いている
- 蒸気がせいろの中へ入っている
- せいろが蒸し板に安定してのっている
- 鍋と蒸し板のサイズが合っている
- 食材を詰め込みすぎていない
という点。
特に、
「いつもなら蒸せている時間なのに、今日は全然ダメ」
というとき。
むやみに蒸し時間を延ばすより、一度せいろのセット状態を確認してみてください。
私は今回、
蒸し板を替えてきちんとセットし直すだけで、一気に解決しました。
何度もせいろを使っていても、こういう失敗はあります。
でも一度経験すると、
「蒸気がちゃんと回っているかを見る」
という大事なポイントがよくわかりました。




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